高血圧を引き起こす動脈硬化の予防方法について

肥満になると、血液中のコレステロールや脂肪が増えて、血管が硬くなる動脈硬化が起こりやすくなります。動脈硬化が起こると、血管の内側の壁が厚くなって、高血圧になります。
水が通っているホースを手でつかんで狭めると水の勢いが強く感じますが、高血圧はこれが血管のなかで起きている状態です。
動脈硬化を放置しておくと、高血圧のリスクが高くなり、さらに進行すると狭心症、脳梗塞、心筋梗塞などの循環器系の疾患リスクが高くなります。
動脈硬化を予防する方法で一番効果があると言われているのは、食事療法です。
ポイントは、塩分摂取量を制限することです。日本人の1日の塩分摂取量は11~12gですが、予防のためにはこれを半分以下の6g未満に抑えることが必要です。
日本では、北国のほうが寒さから身を守るために塩分の摂取量が多い傾向があります。塩分は体を温める効力があるため、寒い土地では自然と塩分摂取量が多くなってしまうのです。漬物、味噌汁なども塩分がたっぷり含まれています。
今ではエアコンなどの設備もしっかりしてきているので、昔ほど塩分によって寒さから身を守る必要はありません。なので、寒いからといって塩分を過剰摂取してしまうのは言い訳にしかなりません。
塩分を減らす方法として、塩分摂取量を常に気にすることは大切です。もしソースやドレッシングなど、塩分をプラスできるような調味料が食卓にのっているのならば、それは片付けたほうが良いです。
手に取りにくい場所にしまい込むことで、とるのが面倒という気持ちが優先して塩分摂取量を減らせる可能性もあります。
体内の余分な塩分を排出する方法は、カリウムの摂取量を増やすと良いです。新鮮な野菜や果物を食べるようにしましょう。